2016年5月31日火曜日

山腳國小の日本家屋群と火炎山温泉

苗栗の日本家屋と煉瓦絵付けと温泉と。 

日々苗栗の魅力の紹介に努める仙台台湾朋友会です。

台湾各地で日本家屋が復元されていますが、苗栗にもいくつか日本家屋あります。
國小の日本家屋群です。



小学校の敷地内にあるので、恐らく授業があるときは解放されていません。土日に行った方がいいでしょう。
黒塗りのきれいな日本家屋が4棟建っていて、このうちのひとつで藺草を使った工芸品の製作と販売をしています。この辺りは藺草で有名のようです。






苗栗の旧名は貓貍ですので、ゆるキャラも猫なのでしょう。可愛いですね!




近くに煉瓦工場があり、見学できます。
この辺りの土は煉瓦の製造に適しているようです。煉瓦に絵付けなどもできますよ。






國小から車で10分くらいのところに、火炎山温泉があります。
温泉と宗教施設が合体したような不思議な観光地です。
中には少林寺があって、孫悟空がいたり達磨がいたり、とにかく不思議な場所です。






350元払って入場すると、温泉に入ったりショーを観たりできます。
温泉のすぐ横でショーをしているので、かなりうるさいです。

肝心の温泉ですが、泉質は美人湯を謳っているだけあって悪くないですよ。
東鳴子のナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)のような、木のいい香りがします。
もう少し交通の便と雰囲気がよかったらいいのですが。


2016年5月29日日曜日

鐵砧山に眠る「大甲の聖人」志賀哲太郎

「大甲の聖人」とあがめられる教育者・志賀哲太郎

台中市の大甲という街には、「大甲の聖人」とあがめられる日本人教師・志賀哲太郎の墓があります。



志賀は熊本地震で大変だった熊本県上益城郡出身です。日本統治時代に台湾へ渡って、大甲の公学校で教師をしていました。教育熱心で多くの生徒に慕われていたそうです。



志賀の墓は、大甲の町はずれにある鐵砧山南麓の墓地の中にあります。
鄭成功で有名な鐵砧山風景區の中を探してもありませんから、注意してください。




最寄りのバス停「頂店」から山の方へ歩き、墓地の中を20分くらい進みます。
標識などは一切ありませんから、発見するのはたいへん困難です。
草むらをかき分けて歩かないと墓までたどり着くことはできませんので、大変ですよ。
それでも行ってみたい人は、地図を参考にしてください。



Google Mapより


ここには、志賀哲太郎の墓と、志賀の功績をたたえた大正時代の碑文、それに志賀のお手伝いさんだった島村ソデの墓があります。





島村の墓は日本式ですが、志賀の墓は遺言通り、台湾人と同じく土葬で台湾式の墓になっています。
戦後国民党による日本人の墓の破壊という禍も、この2つの墓は逃れることができました。



大甲文昌祠の志賀哲太郎紀念室

大甲の街中に文昌祠という古い廟があります。



この廟には日本統治時代に公学校が置かれ、教師だった志賀は廟の西側にある部屋に下宿していました。その部屋が、志賀哲太郎紀念室として公開されています。室内では志賀の生涯を解説したビデオを見ることができます。




志賀について書かれたパンフレットも置いてあります。
パンフレットには、1928年時点で台湾全体の就学率は50%ほどなのに、大甲の就学率は70%を超えていたことが、志賀の功績として紹介されています。



志賀哲太郎より有名な鐵砧山の鄭成功

大甲の人に言わせると、
「志賀も有名だけどやっぱり大甲といったら鄭成功!」だそうです。

鐵砧山風景區の中に、鄭成功が地面に剣を刺したら水が湧いたと言われる劍井や鄭成功を祀った国姓廟、鄭成功像・鄭成功紀念館などがあります。鄭成功ファンの方はぜひどうぞ。

剣を刺したら本当に水が湧いたかどうかは定かではありませんが、井戸は本当にあります。弘法大師の伝説のようなものなのでしょう。





国姓廟には灯篭があります。昔ここは神社だったのでしょう。




鄭成功像の隣には紀念館があります。



風景區への最寄りのバス停は「鐵砧山」です。やはり劍井までは20分くらい歩きます。
鄭成功像は山の上にあるのでさらに歩きます。バスはありません。

風景區の中には大観音像やおじさん(どなたでしょう?)の像もありますよ。


2016年5月24日火曜日

苗栗の山城温泉へGO!

高鐵快捷公車101Bは結構使えます!

台北から苗栗までは、新幹線ならたった45分です。
新幹線の苗栗駅から出ているシャトルバスに乗って、温泉へ行ってみましょう!

高鐵快捷公車101B雪霸管理處行きのバスに乗ります。

新幹線駅から乗車する場合、どこまで行っても無料です。
(また、どこか別のバス停から乗った場合でも、新幹線駅で下車する場合無料です)

苗栗工藝園區で下車し、道路の反対側の三菱の車屋さん脇の道を進みます。



5分くらい歩くと、なんと温泉が!



その名も、山城温泉山荘です。
料金は250元です。400元で食事券がつきます。
風呂は全て露天で、水着を来て入ります。





黄色いお湯がかけ流されています。口に含むと鉄っぽい味がします。
温泉分析表のようなものによると、炭酸水素イオンが776mg/L含まれているようですね。







ところで、このバス路線、新幹線駅や鉄道駅に行けるだけなく、この温泉のみならず沿線に見所がたくさんあるのです。

例えば、苗栗特色館で下車すると、目の前の苗栗特色館の中に陶器の博物館があります。
入館無料です。




また、終点の雪霸管理處で降りて少し戻ったところに、汶水老街があります。
休日はなかなか賑わっていますが、平日は閉まっている店が多いです。



2016年5月19日木曜日

台湾の温泉の入り方 ~台中・麒麟峰温泉を例に~

台湾の温泉へ行ってみましょう!


温泉好きな日本人なら、台湾に来たらぜひ温泉へ行ってみてください。
日本ほどではないですが、台湾にも温泉がたくさんあります。
温泉地の数は100か所以上と言われています。
台湾の温泉、気になるけど、どうやって入ればいいの??
そんなあなたに台湾の温泉の入り方をご紹介しますよ!

台湾には様々なタイプの温泉があります。
日本の銭湯と同じスタイルで裸で入る温泉もあれば、個室で12名で入る個室浴もあります。

しかし、主流は水着を着て入るプールのような温泉です。
ちょっと日本人にはなじみがないかもしれません。温泉という雰囲気ではないからです。まぁしかし、日本ではそういう温泉は体験できないでしょうから、これも異文化体験だと思えばいいでしょう。


今回ご紹介するのは、台中市郊外にある麒麟峰温泉の入り方です。
この温泉は、1999年9月21日に起こった台湾中部大地震の後に湧き出てきたそうです。


いや~、すごいですね~
碳酸」とは「炭酸」のことでしょう。
1リットル中に12400mgもの炭酸が含まれていると書いてあります。

普通そんなに炭酸が含まれるものでしょうか? 
飽和してしまって二酸化炭素が温泉水に溶けないのでは??
それとも「碳酸」というのは何か違う物質のことなのかな???




温泉へ行くときの持ち物

さて、温泉へ入りますよ!

台湾の温泉に行くとき、持っていくものは以下の3つです。

   水着
   水泳帽(シャワーキャップでも可)
   タオル

水着がない場合、入浴を断られる恐れがあります。
売店で水着を買って入らなければなりません(ある温泉で「水着がない」と言ったら貸してくれたことがありましたが、例外でしょう)。

内湯がある施設であれば、内湯のみ入浴させてもらえるかもしれません。
内湯については後述します。

水泳帽は、つけないで入っている人も散見されますが、
つけていないと係員に注意されることもあります。
ホテルなどに置いてあるシャワーキャップをかぶってもいいですよ。
施設によってはシャワーキャップを用意しているところもあります。

タオルがない施設が多いので、タオルは持参した方が無難でしょう。


温泉に着いたら

温泉に着いたら、まず受付で温泉に入りたいと伝えます。
ウォーˇ ヤオˋ パオˋ ウン  チュエンˊ」と言えば通じます。

次に、お金を払い、ロッカーのカギを受け取ります。

麒麟峰温泉の場合、料金は350元です。
この他、ロッカーのカギのデポジットが100元かかりますが、これは返金されます。

カギを受け取ったら、ロッカーへ行って水着に着替えます。




ロッカーを出ると、屋外型のプールのような光景が広がっています。
温泉の雰囲気を楽しみたい人には抵抗があるかもしれません。
台湾人はこういうところの方が楽しいみたいです。



露天風呂もあります。日本のものとはかなり趣が異なりますが。



これでは満足できない日本のみなさんは、ご安心ください。
内湯があります!

台湾で内湯を設けている温泉施設は大抵の場合、
内湯のみ日本式を採用しています。

麒麟峰温泉もそうですが、内湯に入る場合、水着を抜いて裸で入ります。
内湯はお湯がかけ流されており、悪くない雰囲気です。



ということで、これでもう台湾の温泉に行くのは怖くないですよね!
ぜひ台湾の温泉を満喫してください!

2016年5月16日月曜日

烏山頭ダムの八田與一記念公園と關仔嶺温泉

日本人にはぜひ見に来てほしい八田さんの功績!





一面に広がる緑豊かな穀倉地帯が、昔はただの荒れ地だったなんて、信じられますか?

日本統治時代に八田與一を中心にこの地に烏山頭ダムが建設され、灌漑ができるようになってから、台湾南部の嘉義と台南にまたがる地域は台湾最大の穀倉地帯に生まれ変わりました。




日本人の功績を評価することは戦後長らくタブーだったのですが、民主化が進んで近年歴史の再評価が進んだ結果、烏山頭ダムの湖畔に八田與一記念公園が作られました。






数年前までダムの湖畔には、八田さんの銅像といくつかの建物があるだけでしたが、公園が整備され、八田さんの家をはじめ数件の日本家屋も復元されましたよ。資料館には八田さんの功績がわかりやすく展示されています。







映画『KANO』を観てもわかるように、この地域の人々は八田さんに対して強い思いを持っています。道路にも八田さんの名前がついています。戦後の台湾では、道路や地名は中国人の名前に変えられてしまいましたので、日本人の名前がついているというのは大変珍しいです。




公園内には見所がいっぱいなので、ぜひ足を運んでください!
公共交通機関でも行くことができます。
・善化駅から橘4番バス
・隆田駅から橘10番バス
・新營駅から台湾好行バス


ちょっと一息、温泉で泥パックでも!

ちなみに、台湾好行バスを使うと、關仔嶺温泉へも行けます!
關仔嶺温泉といえば、日本統治時代からある台湾4大温泉のひとつで、泥湯が有名です。
台湾の温泉も体験してみてくださいね!